単独
2024/05/03 飼育個体単独
2023/05/05 飼育個体合唱
2024/04/28 埼玉県大合唱
2023/04/29 埼玉県大合唱
2024/05/30 群馬県
videocam
videocam出現時期4月下旬 〜 6月上旬
生息環境暖帯性常緑針葉樹林
名前Spring Cicada(英語)、ハルゼミ(日本)、マツゼミ(別名)、黑日宁蝉(中国)
旧学名Terpnosia vacua
春に鳴く小型のセミ。本州ではもっとも早く出現する。
体のほとんどが黒色で、稀に褐色の模様が入る。オスの腹部には
本種は樹種嗜好性が強く、マツ林に生息する。内陸部ではアカマツ林、沿岸部ではクロマツの防風林などに主に生息する。エゾハルゼミが寒冷な場所にしか生息しないのに対し、ハルゼミは温暖な場所から寒冷な場所まで幅広く生息し、寒冷な場所ではしばしばハルゼミとエゾハルゼミの混生が見られる。
寒冷地から暖地に生息する特性上、出現時期は場所によって差が大きく、九州地方では3月上旬から、関東地方では4月下旬から、寒冷地では5月下旬から発生が始まる。南限に近い産地では二月中に鳴き声が聴かれることがある。
合唱性が非常に強く、一匹が鳴くとたちまち大合唱になる。しかし、単独ではあまり鳴かないため、個体数が少ない場所では鳴く頻度が低くなる。無風の晴れた午前中に盛んに鳴き、午後になると散発的になる。風が強い日や、天気が悪い日にはほとんど鳴かない。ハルゼミは鳴く際に木の枝を歩き回る習性がある。幹にとまることはほとんどなく、樹冠付近の横枝にいることが多い。メスはマツの枯れ枝や樹皮に産卵する。羽化は他の日本産のセミと同じく夜間に行われ、気温が一桁程度でも問題なく羽化することができる。